サイトロゴ.001

復職届とは?書き方や届出理由、テンプレートもご紹介

復職届とは

復職届は、病気や怪我・育児などの理由で休職していた従業員が、再び勤務するために提出する届出書のことです。

復職届には、復職日や希望する業務内容、勤務時間、報酬、保険の取り扱いなどが記載されます。また、病気や怪我を理由に休職した場合には、休職中に医師から提出された治療経過報告書が必要な場合もあります。 

 

復職届を提出することで、従業員は再び勤務するための手続きを完了させることができます。また、雇用主は従業員の復職に伴い、適切な措置を講じて職場復帰を支援することが求められます。

復職届の書き方

復職届を書く際には、一般的に以下の項目を含める場合があります。

届出日

復職届を提出する日付を記入します。

復職者の情報

従業員の氏名、住所、電話番号、メールアドレスなどの個人情報を記入します。

休職期間

休職期間の開始日と終了日を記入します。

復職日

復職する日付を記入します。

希望する業務内容

復職後に希望する業務内容を記入します。

希望する勤務時間

復職後の勤務時間を記入します。

希望する報酬

復職後の報酬額を記入します。

保険の取り扱い

復職後の保険の取り扱いについて記入します。

治療経過報告書

休職期間中に治療を受けた場合、医師から提出された治療経過報告書を添付することが必要な場合があります。

署名と日付

従業員本人が署名し、提出日を記入します。

復職届には、企業や団体によって異なる書式がある場合があります。そのため、復職届を提出する前には、企業や団体の規則を確認し、指定された書式に従って記入するようにしましょう。

復職届のワークフローとは

復職届のワークフローは、一般的に以下のような流れになります。

従業員が復職を希望する旨を雇用主に伝える

従業員が復職を希望する場合、まずは上司や人事部などの担当者に直接伝えます。その際、復職の希望日や希望する業務内容などを伝えることが求められます。

雇用主が復職に関する調整を行う

雇用主は、復職に関する調整を行います。具体的には、従業員の業務内容や勤務時間、報酬、保険の取り扱いなどを決定します。また、休職期間中に医療機関で治療を受けていた場合は、医師から提出された治療経過報告書を確認することがあります。

従業員が復職届を提出する

雇用主が復職に関する調整を行った後、従業員は復職届を提出します。復職届には、復職日や希望する業務内容、勤務時間、報酬、保険の取り扱いなどが記載されます。また、休職中に医師から提出された治療経過報告書が必要な場合もあります。

雇用主が復職届を受理する

雇用主は、復職届を受理します。受理後、従業員の勤務スケジュールや業務内容を調整し、従業員の職場復帰を支援します。

従業員が復職する

従業員は、復職日になると職場に戻り、再び勤務を始めます。

復職に関連する届出書類

復職に関連する届出書類

心の健康問題により休職している従業員の職場復帰判断を行なう際に、職場復帰の可否および職場復帰支援プランに関する話し合いの結果をまとめておく書類です。

生活記録表

生活記録表は、一日の生活リズム、出来事や行ったこと、感情の変化などを記録し、復職に役立てるための表です。 

病気で休職している場合、復職のタイミングが適切か判断するために記録と提出を求められる場合があります。一般に、復職後もしばらくの間は記録を続けることを推奨されます。

復職に関する意見書

産業医が求職者と面談した結果を報告してもらい、会社側が最終的に復職を決定する際の資料として使用します。厚生労働省の様式をもとに作成します。

復職及び就業上の配慮に関する情報提供書

復職に関する意見書に記載の意見を踏まえ、復職にあたりどのような配慮を行い復職を認めるかを、会社が主治医に伝える際に利用します。 

こちらも、厚生労働省の様式をもとに作成します。 

復職支援プラン

復職前に、本人との面談、産業医や主治医の意見を踏まえ、職場の上司や人事担当者等が復職の具体的なプランを作成するときに使用します。

試し出勤申請書兼同意書

復職前に試し出勤を希望する場合に、従業員がその旨を会社に申し出るための書式です。会社は試し出勤の必要性、時間・場所が提供できるかなどを検討して可否を判断します。従業員と会社との間で条件の認識に相違がないよう、トラブル防止のため、同意書も併せて取り交わす書式にしています。

復職辞令

復職を命令し、その旨を従業員に伝えるための書類です。病気や怪我による休職の場合の復職については、産業医や主治医などの意見を踏まえ判断されます。

復職後の勤務に関する誓約書

従業員が復職にあたり、会社に対し誓約するための書類です。就業規則の内容の一部を抜粋して誓約する場合が一般的です。 

SmartFlowと復職届

SmartFlowでは、復職届のテンプレートがあるので、管理者は、コピーして簡単に作成することができます。 

復職届の他に、復職に関する申請書等のテンプレートとして、復職支援に関する面談記録票、復職に関する意見書、復職及び就業上の配慮に関する情報提供書、復職支援プラン、試し出勤申請書兼同意書、復職辞令、復職後の勤務に関する誓約書があります。 

 
復職届は、届出日、所属、氏名、復職理由、復職時期、添付資料の項目が作成されます。

復職

作成された項目を元に、会社規定に則って、柔軟にカスタマイズして運用することができます。